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Minamiのこどもに必要なこと

MInamiこども教室がある大阪市中央区は人口に占める外国人登録者数が高い地域です。
区総人口の8.46%(2020年12月)の外国人住民に加え、日本国籍を持つ外国ルーツのこどもたちが多数生活しています。
心斎橋にほど近い大阪市立南小学校には外国にルーツを持つ児童が多く、新入学生や転入生の中には全く日本語を話せないこどもも少なくありません。また、外国にルーツを持つこどもたちは、日本語以外にも生活に様々な課題を抱えていることが多いのです。
そんな外国にルーツを持つこどもたちの学習支援の場であり居場所であるMinamiこども教室は2013年より活動を始めました。

発足のきっかけ

教室開始のきっかけとなったのは悲しい事件でした

2012年4月、外国籍女性による実子刺殺自殺未遂事件が起こりました。
命を落としたのは南小学校に入学したばかりの1年生でした。
このような事件を二度と起こさないためにと、南小学校が中心となり「外国人母子支援ネットワーク事業」が発足。
問題提起と情報共有の中で、不安と困難を抱える外国ルーツの家庭の姿が浮き彫りになり、地域のセーフティネットの必要性が見えてきました。
そしてこの事業を基盤として2013年9月に「MInamiこども教室」がスタートしました。

ミッション

ちがいを強さに。そして、誇りに

Minamiこども教室は、地域の外国にルーツのあるこどもたちの補充学習とこどもたちの支え あう関係づくりに資する活動を行います。
外国人家庭の自立のために必要な情報提供や社会資源の活用機会拡大に努めます。
地域の多文化共生を促進させ、誰もが差別されず、のびやかに暮らしていける社会づくりの一助となります。

わたしたちはこれらの 目的達成のため、外国にルーツを持つこどもたちを対象とした学習支援教室を 運営しています。

  • 2012年4月

    無理心中事件をきっかけに、外国にルーツがあるこどもたちの厳しい現状をなんとかしようと、
    当時の小学校長の呼びかけで大阪で外国人支援に携わってきた人々が結集。

  • 2013年4月

    学習支援教室の準備会発足

  • 2013年9月

    第1回Minamiこども教室開催。最初の参加者は小学生10名程度。
    以後、学習支援の対象を中学生、高校生に拡げ毎週火曜日の活動を継続

  • 2020年5月

    コロナ禍でこれまで以上に生活が厳しくなった家庭への相談会の開催や食料支援を開始

  • 2021年

    休眠預金活用の資金配分団体による新型コロナウイルス対応緊急支援の助成事業に採択され、
    新プロジェクト『Minamiダイバーシティアクション』を始動

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